ソラマメブログ

  

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2007年07月03日

土地を借りた

Second Life には「土地」という概念が存在しますが、
これはなかなかに新しいというか、
これまでのゲームには無かった概念じゃないかな…という気がします。
(あったらゴメンなさい、教えてください)

で、Second Life を数日間体験してみて、
この土地という物が非常に重要なアイテムだと理解しました。

Second Life は、ぶっちゃけた事云うと、けっこう世知辛いゲームです。
完全無料でも色々と楽しめますが、制限された楽しみ方しか出来ないので、
やっぱりお金は必要になってきます。
そういう世界にあって、土地というのは大きな資産の1つ。
マリオで云えばキノコの様な物です。
土地があるのと無いのとじゃ、楽しみ方も随分と変わってきそうです。



で、お友達の土地を借りる事にしました。
まだ更地の状態で、何んにも無いですが、
お店を作って物を売ったり、カフェだかバーだかを開いて集いを作ったり、
色々な楽しみ方が出来そうです。
それと同時に、家賃の捻出も考えねばなりませんから、
よりいっそうゲームに張りが出てきた感じでもありますね。



ところで、大家さんは、
マユキさんという、とっても美しい女性の方なのですが、
土地を借り受ける際、ちょっとトラブルが起こってしまいました。

マユキさんは俺の為に安い値段で土地を提供してくれようとしたんですが、
その設定をした途端、即座に別の業者に土地を買われてしまいました。
分割払いで借りるつもりだったので、マユキさんにとっては大損です。
俺が悪い訳ではないけど、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱい。

値段をつけた途端、相手とのやりとりも無いままに売買が成立してしまう所は、
システム的に改善の余地があるんじゃないかなぁ…と思った次第です。  


Posted by wax at 00:00Comments(1)雑感

2007年06月27日

3D作成

俺が、Second Life に対して一番面白いと感じている所は、
土地という概念でもなく、RMT でもなく、チャットでもなく、
自由にアイテムの作成が出来るという点に尽きる。
これが無ければ、絶対にハマっていなかったと思う。

もう、俺にとって「Second Life」は「3D作成ソフト」と云っても、
決して過言ではないほどです。(オイ、それは違うだろ!)
ところが、このソフトが……かなり使い勝手が悪い。

粘土をこねくりまわす様な感覚で物が作れてしまう、その操作方法は、
相当に優れていると思うのだけど、所詮はゲームの一機能。
ちょっと凝った形を作ろうとすると、途端に膨大な手間が必要になってしまう。
いや、ゲームソフトに対してこんな文句を云うのは、スジ違いなんですけどね。

あと、テクスチャやサウンド素材をアップロードするのに、
いちいちお金が必要なのも、ちょっと残念なところ。
まぁ、現実世界での「材料費」だと考えれば、納得なんだけど、
どうしても「Web コンテンツの1つ」という認識があったりするから、
「たかが画像のアップロードに金かかんのかよ〜」的な不満は拭えないかな…。

で、リンデン社さんに是非ともお願いしたいのは、
正真正銘の「3Dアイテム作成ツール」を、提供して欲しいな…という事。
ゲームから、アイテム作成の部分だけを抜き出して、
んで、もうちょい使い勝手や自由度を高めた様な物を希望します。



…と、生意気な批評や要望なんかも挙げましたけど、
これまで、いっさい 3D をやった事の無かった俺に、
初めて 3D の面白さを判らせてくれた事については、感謝感激なのです。  


Posted by wax at 00:00Comments(0)ものづくり

2007年06月26日

LIVE 告知用ポスター

とある、アーティストのライブ告知用ポスターを作成しました。

楽しかった。
楽しかった…けど、
Second Life の世界でも、現実世界と全く同じ事をやっていて、
「ゲームの世界でも仕事しとる(笑)」と、妙な気分になった。


でも、よく考えたら逆の事も云えるな。
自分が楽しいと思える事を仕事にしている訳だから、
「現実の世界でゲームしてる」様な物とも云える。



ちゃんとリンデンドルでギャラも頂きました。
円に換算すると数百円だけど、Second Life 内では「初任給」なので大感激!
現実世界では数万円で受けている仕事だと考えると、
その金額のギャップに思わず笑ってしまうけど、
そんなギャップもまた面白い。



  


Posted by wax at 00:00Comments(0)ものづくり

2007年06月18日

Second Life はじめました

話題の「Second Life」を、ようやく始めてみた。
ここ三日間ほどプレイしてみての感想は、結論から云って「面白い」。
これまで、オンラインゲームには良い印象を持っていなかったので、
良い方向に期待を裏切られました。

このゲームは非常に自由度が高く、色々な楽しみ方が存在します。
見知らぬ人とのチャットに興じても、モノ作りに精を出しても良い。
目標設定はプレイヤーの自由。
Second Life に限らず、オンラインゲームは総じてそういう物かもね。

これまで、この「目標設定が自由」という部分が、
ずっと、俺をオンラインゲームから遠ざけていた。
目標が明確でなく「何をして良いか迷う」という状態に、
いつもヤル気を削がれていた。

従来のゲームには常に明確な目標があり、
これを達成する事で喜びを感じる様に作られていたし、
個人的にはそうするべきだと思ってる。

ところが、オンラインゲーム(特に MMORPG と呼ばれるタイトルの多く)は、
『ドラゴンクエスト』や『ゼルダの伝説』と違って「ラスボス」という
判りやすい目標設定が無く、各々の自由で、エンディングの存在も無い。
要するに「何をどれだけやっても終わらないゲーム」な訳です。
「何やっても、あなたの自由ですよ」と云われても、
ゲームの世界でしたい事なんて、俺には無い。

しかし「ゲームには、予め目標が組み込まれていないと…」という、
それまでのゲームの常識は、オンラインゲームには通用しない。
充分に楽しむ為には、自分で目標を持つ以外には無いのです。
そうでなければ、ただの「グラフィックが豪華なチャット」で、
決して「ゲーム」とは呼べない。

Second Life も例外ではなく、明確な目標など設定されていない。
だけど、他のタイトルと大きく違うのは、やりたい事が見つかったという点。
それは「作品を作って売る」という事。
これは俺にとって、どんなゲームが束になっても敵わない面白さを持っています。
なにしろ、そう思い続けて、今の仕事に就いているのだから…。

オンラインゲームというのは、その世界で「やりたい」と思う事を
見つける事さえ出来れば、とても面白いゲームなんだね。

俺にとって Second Life は、Real Life と、そう変わらない物かも知れない。
バイトして貯金して、シコシコ好きな物作っては人に見せびらかして自画自賛。
人の集いで空気が読めず、夜はクラブで踊り明かして、くだらない買い物。
まさに「自分が主人公の人生ゲーム」という気がする。  


Posted by wax at 00:00Comments(0)雑感